ほくろとは?

  • ほくろは「色素性母斑」または「母斑細胞性母斑」と呼ばれ、メラニン色素を持つ母斑細胞が増殖してできます。
    主な原因は紫外線で、紫外線を浴びることでメラノサイトがメラニン色素を生成し、その過程でほくろが作られます。

ほくろの種類

ほくろは先天性と後天性に分けられ、後天性のほくろは次の4つに分類されます。

Unna母斑

上腕、太もも、首などによくできるほくろで、直径1cm程度の柔らかいしこりです。
色は黒色や茶褐色であることが多く、表面には凹凸があります。

Miescher母斑

主に顔面、頭、首にできるほくろで、ドーム状に膨らんでいることが多いです。
色は黒褐色で、毛が生えていることがあります。

Spitz母斑

若年者にできやすいほくろで、全身のどの部位にもできます。
色は黒褐色や紅色で、悪性黒色腫(メラノーマ)との鑑別が重要となります。

Clark母斑

手の平や足の裏など、四肢によくできるほくろで、平らで丸い形をしています。
大きさは直径1cm以下であることが多く、中心から外側に向かって色が薄くなっているのが特徴です。

注意しなければいけないほくろ

ほくろは良性の病変なので基本的に問題はありませんが、ほくろと思われていたものが悪性黒色腫(メラノーマ)だったというケースもあります。
メラノーマとは皮膚がんの一種で、非常に進行が速く、がんの中でも転移の頻度が高いとされています。
死亡率の高いがんなので、早期発見・早期治療が重要になります。

ほくろができる原因

主な原因は紫外線による影響

ほくろは主に紫外線による影響で発生します。
紫外線を浴びると、皮膚を守るためにメラノサイトが活性化され、メラニン色素が生成される過程でほくろができます。
紫外線以外に、両親の体質が遺伝することもあり、両親のどちらかがほくろの多い体質だと、子供もほくろができやすくなります。
また、メイクやスキンケアの際の皮膚への刺激、生活習慣・食生活の乱れ、ホルモンバランスの乱れなども、ほくろができる要因となります。

ほくろの治療

保険診療と自費診療があります

ほくろの治療方法として、保険診療と自費診療があります。
患者様と相談しながら、ほくろの大きさ、発生している部位、隆起の程度などに応じて、最適な治療方法を選択します。

お顔のほくろ、特に目元、鼻、口元のほくろを取る際には傷痕が残らないか心配かと思いますが、形成外科専門医である院長が、これまでの経験を活かして、できるだけ傷跡が残らないように手術いたします。

保険診療

くり抜き法

直径6mm以下のほくろを除去する際、よく行われる方法です。
局所麻酔下で、専用の器具を使用してほくろをくり抜きます。

切除縫合法

ほくろをメスで切除した後、まわりの皮膚を引き寄せて縫合する方法です。
再発リスクが少なく、くり抜き法よりも治癒が早いというメリットがあります。

自費診療

CO2レーザー

細胞に反応する波長をもつレーザーを照射して、ほくろ全体を蒸散して取り除きます。
術後の腫れや痛みはほとんどなく、皮膚へのダメージを最小限に抑えてホクロを除去することが可能となります。

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