蕁麻疹とは?

  • 蕁麻疹(じんましん)とは、皮膚の一部が急に赤く盛り上がり、しばらくすると(数十分から1日以内)跡形もなく消えてしまう病気です。
    数日から1~2週間程度で治る「急性蕁麻疹」と、何年にも渡って症状を繰り返す「慢性蕁麻疹」などの種類があります。

蕁麻疹の種類

主な蕁麻疹の種類として、下記のようなものがあります。

急性蕁麻疹

発症してから1ヶ月以内の蕁麻疹のことで、細菌・ウイルス感染が原因であることが多いです。

慢性蕁麻疹

発症してから6週間以上たった蕁麻疹のことで、血液検査や皮膚検査をしても原因がわからないことが多いです。

物理性蕁麻疹

皮膚を引っ掻く・圧迫する、冷え、日光、温熱などの物理的な刺激が原因で起こる蕁麻疹です。

コリン性蕁麻疹

運動や入浴による発汗刺激、また緊張による発汗などが原因で起こる蕁麻疹です。
小さなお子様から20代までの方によくみられます。

アレルギー性蕁麻疹

食品や薬剤、昆虫などに含まれるアレルギー症状の原因物質(アレルゲン)に反応して起こる蕁麻疹です。

主な症状

急に皮膚の一部が赤くくっきりと盛り上がりますが(膨疹)、しばらくすると消えてしまいます。
通常、数十分から数時間以内に治まりますが、なかには半日から1日程度続くものもあります。

膨疹の大きさは1~2cm程度から数十cmのものまで様々で、地図のように広がるものもあります。
ほとんどのものはかゆみを伴いますが、その他、チクチクとした痛みや、やけるような感じを伴うケースもあります。

蕁麻疹の原因

アレルギー性蕁麻疹や物理性蕁麻疹など、原因の特定が可能な蕁麻疹もあれば、原因がはっきりわからない蕁麻疹もあります。

原因の特定が可能な蕁麻疹

食物などのアレルギー症状として現れるアレルギー性蕁麻疹であれば血液検査、下着やベルトによる締め付けなど、物理的な刺激で起こる物理性蕁麻疹であれば問診・診察などで原因を特定することが可能です。

原因の特定が難しい蕁麻疹

数ヶ月から数年に渡って毎日のように症状が出るような慢性蕁麻疹の場合、原因特定が難しいケースが多いです。

蕁麻疹の治療

内服治療が中心となります

蕁麻疹の治療では、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤の内服が治療の中心となります。

慢性蕁麻疹のように、原因の特定が難しいものでも、内服薬の使用により症状を抑えることが可能です。
ただし、症状が治まったからといってすぐに内服を中止すると、再発する恐れがありますので、徐々にお薬の量を減らしたり、服用する間隔をあけていったりして、再発がないか確認しながらお薬の内服をやめるタイミングを判断します。
決して自己判断で内服をやめたりせず、医師の指示に従うようにしましょう。

なお、全身の広範囲に膨疹が出ている、かゆみが強い、呼吸が苦しい、腹痛・下痢などの症状がある場合、内服ではなく点滴でお薬を投与することもあります。

また、2017年より「ゾレア®︎」という特発性の慢性蕁麻疹への注射が保険適用になりました。
ゾレアには、ヒスタミンの元となるIgEを阻害する作用があります。
ゾレアをご希望の際は、連携する専門機関をご紹介いたしますので、お気軽にお申し出ください。

蕁麻疹の治療のステップ

蕁麻疹の内服治療は、一般的に下記のような流れで進行します。
通常、内服薬による治療でかゆみなどのつらい症状を緩和させることが可能ですので、我慢せずに堺市中区のひふみるクリニックへご相談ください。

1 症状が抑えられるお薬を選択 抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤のうち、症状の抑制に効果的なお薬を選択し、それを服用し続けて症状を抑えます。
2 服用を続けて症状が出ない状態を維持 症状が治まった後も、1ヶ月から数ヶ月程度服用を続けて、「症状が出ない」という状態を維持します。
3 徐々にお薬の量を減らしていく お薬の服用により1ヶ月から数ヶ月程度、「症状が出ない」という状態が維持できたら、徐々に服用するお薬の量を減らしていきます。
PAGE TOP