内眥形成術とは?

  • 内眥形成術(ないしけいせいじゅつ)とは、「内眼角贅皮(ないがんかくぜいひ)」という目頭にあるヒダを切開する目頭切開手術で、睫毛内反(特に瞼の内側のまつ毛の内反が強いケース)の改善に効果があります。

内眼角贅皮

内眼角贅皮とは、目頭にあるいわゆる蒙古ヒダで、アジア人に多くみられます。
睫毛内反(しょうもうないはん)に合併して内眼角贅皮を認めることがあり、その場合、切開法などで睫毛内反を治療しても高い確率で再発するとされています。
そのため、睫毛内反、特に瞼の内側のまつ毛の内反が強いケースでは、切開法ではなく内眥形成術が行われることがあります。
内眥形成術では、目頭の皮膚や筋肉を切開して、目頭のまつ毛を眼球の外側に向けることで、逆まつ毛の不快な症状を改善させます。

逆まつ毛について詳しくはこちら

睫毛内反(子供の逆まつ毛)

睫毛内反とは?

睫毛内反とは子供に多くみられる逆まつ毛で、瞼の向きはほぼ正常であるにもかかわらず、下瞼の皮膚や皮脂細胞が過剰なため、盛り上がった皮膚に押されてまつ毛が眼球側に向いてしまっている状態です。
ご家族などまわりの大人の方がまつ毛の異常に気づいたり、学校検診で指摘されて発見されるケースが多いです。

睫毛内反の症状

  • 目が痛い
  • 目がかゆい
  • 目にゴロゴロとした異物感がある
  • 涙がよく出る
  • 目やにがよく出る

など

こうした症状に加えて、まつ毛が角膜や結膜を傷つけると角膜炎・結膜炎を引き起こすこともあります。

睫毛内反の治療

睫毛内反の根本的な改善には、手術が必要になります。
逆まつ毛の治療で一般的に行われる「切開法」に加えて、内眼角贅皮が張っているケースでは内眥形成術(目頭切開)が必要になることがあります。

切開法

睫毛内反の再発を抑えるために、皮膚を切除し、まつ毛の向きをしっかりと調整します。

内眥形成術(目頭切開)

睫毛内反のうち、内眼角贅皮が張っているケースでは瞼の内側のまつ毛の内反が強く現れることが多いため、目頭の皮膚や筋肉を切開し、目頭のまつ毛の向きを調整して眼球に当たらないようにします。

PAGE TOP